株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:上條誠二)は本日、ロイヤルフィリップスエレクトロニクス(本社:オランダ、NYSE:PHG, AEX: PHI、以下フィリップス)が世界5ケ国(日本、アメリカ、イギリス、オランダ、ドイツ)の管理職者約2500人に対して実施した、睡眠に関する新しい調査結果を発表しました。それによると、平均的な管理職者の睡眠時間は、多くの専門家が推奨する8時間よりも19%少ないという結果が出ています。そして、この調査の回答者のうち40%が、世界の経済状況が彼らの睡眠不足の主な原因であると答えています。 調査の回答者の多数(61%)は、睡眠不足が自分の仕事に悪影響を与えたことがあると答えています。また、平均すると、1年のうち6.2日は睡眠不足の影響を受けたとしています。例えばイギリスでは、年間1人の管理職者につき850ポンド(日本円換算約123,613円*1)の損失が出ていることとなります。そしてイギリスにおける430万人の管理職者*2に換算すると、イギリス国内の経済に及ぼす損失は年間で36億3千万ポンド(約5,279億円)になります。 “健康を守るためには、十分な睡眠を確保することが大切です。毎日良い睡眠をとれば、仕事の能率があがり、決断力・忍耐力にも良い影響をあたえます。逆に、十分な睡眠をとらなければ、作業機能・身体機能が損なわれるとともに、判断力の低下を招きます。また特に中年以降になると、内分泌・代謝機能や心血管系に悪い影響を与えることもあります。人々が健康な日常生活を送るためにも、こうした調査をより大規模なものに発展させ、睡眠の重要性を明らかにする取り組みを進めるべきでしょう”と、東京医科大学 睡眠学講座 井上雄一教授は語っています。 この調査の回答者のうち96%は、睡眠不足が健康に著しい害をもたらすことを認識していて、回答者の29%が問題のある睡眠パターンについて話をしています。そのうち27%は医者に相談していますが、大半の人は友人や家族と話しているだけです。 比較的耳にする睡眠障害であるOSA(Obstructive Sleep Apnea, 閉塞性睡眠時無呼吸*3)について知っているかを尋ねてみました。閉塞性睡眠時無呼吸とは、睡眠中に気道が塞がれ呼吸障害をもたらす症状で、相対的に若者に多い症状です。日本人回答者の86%は、閉塞性睡眠時無呼吸について聞いたことがあると答えています。 回答者の多く(60%)は、閉塞性睡眠時無呼吸が治療可能な病気であると認識していました。興味深いこととして、いびきは閉塞性睡眠時無呼吸の主な症状の一つですが、35%の回答者がいびきは個人的な問題だと考えていて、65%の回答者はいびきが治療を要するような大した問題ではないと答えています。そしてこれは、医者が直面する重要な問題を示していて、人々が症状を認識しなかったり、また医者に相談するほどの重要な問題ではないと思っているために、睡眠時無呼吸や他の睡眠障害は患者がしばしば受診にこないケースとなっているのです。 この調査は、フィリップスがTNS社に委託し、2009年3月に実施しました。調査対象者は日本、アメリカ、イギリス、オランダそしてドイツの管理職者で、それぞれの国から約500人ずつ、計2500人の回答がオンラインによって得られています。フィリップスは、人々の睡眠傾向と、睡眠が健康や生活に及ぼす影響について人々の認識を把握するためにこの調査を行いました。睡眠管理市場(sleep management market)およびOSA(閉塞性睡眠時無呼吸)の治療におけるリーダーとして、フィリップスの睡眠治療製品は、人々がより快適な治療によって閉塞性睡眠時無呼吸治療を受け入れやすいようにデザインされています。結果として、睡眠障害を改善することにより、究極的に、生活の質も改善するのです。 *1 1ポンド=145.43円で換算 *2 Office of National Statistics in the UK *3 OSAS :Obstructive Sleep Apnea Syndrome, 閉塞性睡眠時無呼吸症候群 OSA : Obstructive Sleep Apnea, 閉塞性睡眠時無呼吸 |